「ノルマを取っ払う」という健康法

私は門真の葬儀会館で働いています。最近健康体に近づくための取り組みとして、なるべく毎日筋トレをするようにしています。それだけ聞けばよくある健康法だと思うのですが、オリジナルな点は「あえてノルマを設けない」ことです。筋トレと言えば、「スクワットを1セット10回×1日に3セット」「毎日スクワット・腹筋・腕立てせに取り組む」といったように、ある程度ノルマを設けて習慣化するのがセオリーなイメージがあります。

私も最初はノルマを作り、自分で自分を追い込むように筋トレに取り組んだこともありましたが、いつも長続きしませんでした。それもそのはず、自分にとってギリギリの取り組みに毎日挑戦するのは精神的にも肉体的にもキツイですし、そもそも、体調や体力の残量なんかは毎日変動するのです。それなのに、毎日ノルマだけが一定なのは、個人的にはあまり理にかなっていないなと思いました。

そこで私は、ノルマを取っ払い、「その日やりたい筋トレに、できる回数だけ取り組む」という方針に切り替えました。すると、不思議なほど筋トレが長続きするようになったのです。この方針に切り替えたのは2か月ほど前ですが、3日坊主の私が現在でも継続して取り組めています。ウォーキングについても同じで、あえてノルマを設けないようにして取り組んでいます。

どこまで歩いたとか、何分歩いたとか、そんなことは気にせず、歩きたい距離だけ、歩ける範囲内で歩くのです。するとこちらも、毎日続けられる習慣になりました。おかげで、1年前は心身ともに病みがちだった私が、最近ではかなり改善し、体調不良に妨げられることなく趣味や仕事に取り組める日が増えました。

筋トレやウォーキングといった健康法は、人それぞれに合った「やり方」があるのだと思います。私にとってそれは、「ノルマを取っ払う」ことでした。これからも気負わず気ままにウォーキングや筋トレに取り組み続け、理想の健康体にじりじりと近づいていきたいと思います。