「オイル」で取り戻した健康生活

仙台でバストアップを達成したのに毎年の健康診断でメタボリック予備軍の診断を受け、医師からまず体重を減らすことをアドバイスされたことをきっかけに、1年かけて糖質制限ダイエットに取り組みました。

とにかく糖質の原因になる炭水化物を食事から一切抜き、眠る4時間前には食事を完了しておく、という生活を続けた結果見事に20キロ以上の減量に成功。
しかし、本当の戦いはそれからでした。
とりあえず体重は減ったものの、栄養の偏りがあったためか、様々な弊害が出てきてしまいました。

そもそも、糖質をほとんど摂っていないので頭がボーっとして集中力が続かないのです。
特に、記事を書くような仕事は脳の疲労の時は以上にチョコレートのような甘いものが欲しくなってしまいます。

ダイエットを始めて1年経ち、一応目標体重に落としたことをきっかけに、今度は自分に必要な栄養面のサポートに取り組むことを決意。
そこで色々調べた結果行き着いたのが「MCTオイル」と「アマニ油」を食事に取り入れる健康法です。
これらのオイルは最近メディアでもよく取り上げられ、サプリメントにもなっています。

しかし、私的には高いお金を払ってサプリを飲んだところでお腹の足しにはならないのだから食べ物で摂ればいい、という信念がありました。
お高いサプリ代で新鮮な食材がたっぷり買えますから。
次に、それぞれのオイルの効果と私の摂取の仕方をご紹介します。

【MCTオイル】
MCTオイルは中鎖脂肪酸が主な成分のオイルです。
ココナッツの種の核に含まれる成分との事で体の中でケトン体を作り出してくれます。
ケトン体は体内の体脂肪を分解したときに出来るもので、脳のエネルギーの70％はケトン体で賄うことができるのだそう。
つまり、脳を使った時に「甘いものが食べたい！」と感じるのは糖質が脳のエネルギーになるから欲してしまうようなんです。
その脳のエネルギー源を糖でなくケトン体から摂ろう、ということでMCTオイルの摂取を決めました。
私はサラダに小さじ一杯かけて毎朝食べています。
そのせいか、お通じが毎日確実にあり、不思議とお腹がいっぱいでパンやご飯は食べずに過ごせます。

【アマニ油】
こちらのオイルはヒトの体の中では作ることのできないオメガ3脂肪酸を豊富に含んでいます。
オメガ3脂肪酸といえば血液をサラサラにする作用があることから、動脈硬化の予防や中性脂肪を下げる、ということが言われています。
もちろんこういった効果も魅力ではありますが、私が摂取を始めた理由は「生理痛」の改善のためです。
生理痛は骨盤内のうっ血で経血が滞るため、経血を流そうとして子宮が収縮するときに起こる痛み。さらには更年期で女性ホルモンが乱れることでもうっ血は起こってしまうらしいのです。
そこでオメガ3の力で血液をサラサラに、そして女性ホルモンを整えてもらうことにしたのです。
摂取の仕方は、小さじ1杯のアマニ油を大豆イソフラボンたっぷりの納豆にかけていただきます。
アマニ油は加熱できず生食が良いので無味無臭であることからヨーグルトにかけていただくこともあります。

これらのオイルを食べてみたい食材にプラスすることが私のオリジナル健康法です。